さて、Eさん宅の片付け最大の難所。
お姑さんの部屋をお伝えしております。
間取り
家族構成は、Eさん、ご主人、お姑さん。
子供さんは、自立されております。
Before
今回はこちらのゾーンを片付けをお伝えします。
CD・雑誌・本・写真・ラジカセなどあります。
ベッドの上にカラーボックス。その中は介護用品。
その並びに様々な介護用品。
片隅に金庫もあります。
CD雑誌などの取捨選択します。
借りている本もあり、返却するように別の場所で一時保管。
子供の小さい頃の写真や若かりし日のお姑さん・お舅さんの
写真が出てきて思い出話に盛り上がります。
お舅さん30代半ばで、倒れ生死を彷徨いました。
その後、奇跡的に一命を取り留めましたが、
半身麻痺・言語障害が残りました。
お姑さんは、まだ小さい子供達を抱えながら
会社の切り盛りをしてきたそうです。
明るくいつでも元気なお姑さん。
想像もつかないご苦労をされたのだと思いました。
片付けの話題に戻ります。
ベッドの上にカラーボックスがあるので、
窓まで通ることができません。
カーテンの開閉も困難です。
棒を使いカーテンの開け閉めしていたそうです。
ベッドも分解して掃除します。
埃・ワタごみや、色々な物が散乱しています。
この部屋はカーペットが接着され敷き詰められています。
気になるシミや汚れは多数ありますが、
容易にカーペットを変える事ができません。
また、ベッドの配置についても考えましたが、
お舅さんの介護の動線を考慮すると
今の状態がベストと判断しそのままにしました。
部屋の隅に金庫がありましたが、
お姑さんが処分する!と決意され
処分する事になりました。
何十年もそのままでしたので
壁にまで埃がついています。
処分予定の布団を窓枠に置き
窓から外に3人がかり金庫を出しました。
ドスっと鈍い音を出しながら丁度いい所に落ちました。
知り合いの鉄工所さんに引き取ってもらうそうです。
Before
after
金庫を処分したおかげで、
介護用品の収納ケースが綺麗に並べる事が出来ました。
介護用品の配置は、介護するお姑さんが
使い易い様に、手順を考慮し収納しました。
ベッドの上のカラーボックスもなくなり、
カーテンの開閉も楽になりました。
お舅さんの容態は悪く
自宅に戻る事はないかもしれないとおっしゃって
いましたが、いつ戻っても大丈夫な様に片付けをしました。
物の量が多く、細かな物が多種類あり
時間がかかりました。
お姑さんの、さあっと取れて
さあッと使える。効率重視。(本当に効率的かは別問題として)
長年の習慣をすっかり変えることは、
お姑さんの負担になり、やる気をなくしてしまうので
お姑さんの意見も尊重しつつ
片付けをしていきました。
次回、お姑さんの部屋全体のBefore・after
をお届けします。